本園の教育目標、理念
人格形成の基礎を培う乳幼児期に子どもたちが子どもの世界を自由にのびのびと生きる(遊ぶ)ことができるように、子どもたちの心もちへの共感的、受容的なかかわりを基に、一人ひとりの育ちに寄り添い、子どもたちの中にある自発性・自主性を尊重し、遊びを核とした学びの中で、意欲や豊かな想像力を育みます。そして、協働し合う喜びを力に変えて、生きる喜び、生きる力を育みます。“愛を第一の動機として”一人ひとりの子どもたちを中心に据えた、一人ひとりを生かす人間賛歌の教育を目指します。
認定こども園開設に向けて園舎・園庭に込めた願い
子どもたちに子どもの世界を思う存分堪能してもらいたいとの願いから、園に一歩足を踏み入れれば子どもたちの好奇心を満たし、園舎、園庭そのものが子どもたち一人ひとりの居場所を生み出し、遊び相手をしてくれる、そんな直接体験に溢れた子どもの王国のような木造平屋の園舎・園庭です。園庭には正門近くに、くつのまま気軽に入れる相談室、大人の小屋「たねのいえ」があり、園庭の奥には子どものための小屋「森のいえ」があります。五感を育むために、土、砂、石、草花、小さな川、池、素足で気持ちのいい床、長い回廊、沢山の柱、畳の部屋もあります。園庭は敷地の隅から隅まで遊べるように遮られることなくつながっています。季節を楽しむ果物の木や笹、もみの木、紅葉、落葉を楽しめる樹木もあり、夏は木陰をつくってくれます。心と体をいっぱいに満たすことができる工夫を散りばめました。