教育方針

理事長先生からの挨拶
めざす子ども像

子どもたちの輝く笑顔のために、子どもの心に寄り添い、「保育者主体」ではなく、子どものしたい・やりたいという思いが先にある「子ども主体の保育」自然のままに遊べる、遊びこめる保育を心がけています。

遊びを通した総合的体験を最も大切にしています。乳幼児は発達の特性上、様々なものに直接触れたり操作したりすることを通して学んでいきます。遊びは直接体験に溢れており、その中で身体的機能を発達させ、感性を豊かにし、人とかかわる力を伸ばし、知的好奇心を高めて『生きる力』の根っこを育んでいきます。

自由遊びでは、適切な刺激のある保育環境づくりのために保育者は経験してほしいこと、一人ひとりの子どもの興味・関心や育ちに寄り添い、せっせと保育環境の種まきをすることに勤しみ、子どもの自発的・自主的活動を促し、さらに価値ある方向へと援助していきます。保育者は子どもの遊びや生活の中にあって、見守り、祈り、必要に応じて手を差し伸べ、ことばと体を添えて遊びや仕事を誘導しています。

子どもは自然とのかかわりの中で、直接見たり触れたりして感動を呼び起こし、探求心をもってさまざまな原理を学んでいきます。当園では園全体の造りを風や季節の移り変わりが感じられる半外部廊下や素足で過ごせる無垢の床、建具を使っています。中庭には小さな川があり、園庭にはビオトープや築山があります。また、子どもたちと一緒に花を植えたり、野菜づくりを楽しんでいます。収穫の喜びや食に関する興味・関心をもつなど、四季を通じて、自然に触れ合い、自然と対話できる機会をできるだけ多くもつようにしています。園には70本近くの樹木があり、子どもたちは木々の花が咲き、実が生ることをとても喜び、楽しみに待ちます。また、生き物の観察に夢中になったりとさまざまな自然との触れ合いの中から『いのち』の大切さや優しさを学んでいきます。

子どもたち一人ひとりが、自分のイメージを表現し、演じて遊ぶ楽しさを心と体で味わう経験をとても大切にしています。出来栄えにこだわることなく、子どもたちの中にある想いや生きたエネルギーが自由に表れ出でるように、子どもの主体的営みが十分に実現できるように取り組んでいます。

乳幼児期においては、子どもたちを正すという大人の態度を改め、子どもたちの自由な心の動きに圧を加え、妨げることなく、安心できる人的環境・場の環境をもって、子どもの素直な心を育んでいけるように、当園では一人ひとりの子どもへの共感的・受容的なかかわりを基本としています。そして何よりも子どもの思いや育ちをよく理解するように努め、子どもが自ら気付き、考えることを大切にしながら、集団生活を通して道徳性の芽生えを培うように導いています。

幼稚園での文字指導は、幼児の発達段階から考えて、まだ一斉活動的に指導するには非常に無理があります。そこで、当園では文字や数に興味を持たせるために、いろいろな文字環境も整え、子どもたちが遊びや生活の中で繰り返し文字や数に触れて親しむように言葉で話せるようにするために、まず人の話を聞いたり話したりする力が身につくように指導しています。年中の3学期頃になるとクラスの殆どの子が『かく』ことにも関心を持つようになるので、グループや一斉活動のなかで、学ぶ楽しさを経験しています。

日々の自由な時間の中から遊びが生まれ、その遊びの中から『もっとやってみたい』『もっと知りたい』という意欲や探究心が引き出され、学びへ向かう力へと育まれていきます。

私たち日本人が、日常的に親しんできた日本の文化に触れて季節を楽しみます。
子どもたちはいつも行事を心待ちにしています。当園では日常の生活の延長線上に生かされている感謝を大人も子どもも共に分かち合う日として位置付けています。

子どもたちの健やかな成長を願って、ご家庭と幼稚園が信頼し合いしっかりと手を携えて、子どもたちの教育や福祉について学び、共に磨き合っていく中で、子どもを理解する目を深め広げて いきます。
 本園では「PTA精神の意識は高く、実践はできる範囲で」をモットーに参加を楽しむ活動が展開されてきましたが、その精神はそのままに、認定こども園移行後は今の社会に合った活動の在り方として、これまでの役員さん中心のPTA活動からできる人ができる時にできる形で参加、協力するボランティア制へと変更することにしました。